ラプトル60は、累計10,000台を出荷したベストセラー、ラプトル50の兄弟機です。(スコープテック ラプトルシリーズのコンセプトについて詳しくは、ラプトル50の商品ページをごらんください。)
操作の簡単さはラプトル50と全く同様。その上で、よりスムーズな動き、より明るい星像を求め理想を追求したのがラプトル60です。
当初、小学校低学年の子供が自分で使える望遠鏡として作られたラプトル50でしたが、販売をスタートしてみると、小学校中高学年の子供や、大人の初心者、上級者のサブ機としても絶大な支持を集めました。
これは私たちにとってうれしい誤算でしたが、ターゲットユーザー以外の方々が実際に使ってみると、使いづらい部分や、もっとよくしたい部分がでてきました。
そこで、架台、三脚、レンズなどに改良を加えることを検討しました。しかし、改良にはコストがかかります。そしてコストは販売価格に反映されてしまいます。
小学校低学年のための望遠鏡が1万円を超えてしまえば、「より多くの子供により驚くほど見える望遠鏡を届けたい」という、ラプトル50開発にあたっての初心が揺らいでしまいます。これは避けたいところでした。
しかし一方で「価格的な制約を取り払い、理想のラプトルを追求したい」という想いも捨てきれませんでした。ラプトル50から3年後、その想いが形となり、兄貴分として登場したのが、このラプトル60です。